知力とオメガ脂肪酸

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1時限目 若々しい脳でいるために 知力とオメガ脂肪酸

考える、思い出す、整理する—。こうした「知力」を支えているのは、脳の細胞同士の情報伝達能力です。情報がスムーズに伝わるためには、何億個という脳細胞の膜や、情報を伝達するニューロン(神経細胞)の膜がしなやかであることが重要。この柔軟な膜の材料になり、脳細胞を若々しく保つために欠かせないのがオメガ脂肪酸です。

1. 知力とあぶら(脂質)

オメガ脂肪酸と知力の関係が注目されたのは、1989年にイギリスのクロフォード博士が著書の中で「日本の子供の知能指数が高いのは、魚をよく食べるためではないか」と述べたことが、きっかけでした。それ以来、魚に含まれる油(DHA・EPA)に一気に注目が集まり、世界中で研究が盛んになりました。

そこで分かってきたのは、オメガ脂肪酸は、脳機能の発達や維持に重要な役割を果たしているということ。

これからの高齢社会に向け、食の面から脳の老化予防に役立つ健康成分として、オメガ脂肪酸への期待はますます高まっています。

2. 知力のしくみ

私たちは脳の中に、数多くのニューロン(神経細胞)を持っています。物を考えたり、覚えたりするときに重要なのは、この神経細胞のネットワーク。下図のように、脳に入った情報は、神経細胞の先端のシナプスを経由して伝えられ、その情報伝達力が強く早いほど、脳の働きは活発で、記憶もしっかり定着します。

この伝達力を支えているのは、神経細胞の細胞膜の柔らかさ。歳とともに物覚えが悪くなったりするのは、この細胞膜が固くなり、流動性が失われることが一因です。オメガ脂肪酸は細胞膜をしなやかにして、情報伝達を円滑にするといわれています。

元気な脳はシナプス伝達が活発

3. 知力とオメガ脂肪酸の関係

では、オメガ脂肪酸は「知力」の領域で、具体的にどのような働きが期待できるのでしょうか?興味深い研究データをご紹介します。

脳の情報処理速度の維持のために

オメガ脂肪酸の摂取で、高年齢者の情報処理速度改善の期待

脳の若々しさを測定する方法のひとつに「情報処理速度」をみる手法があります。脳が一定の情報を処理するのに要する速度をチェックするものですが、高年齢者がオメガ脂肪酸(1日当たりARA120 mg、DHA300 mg、EPA100 mg)を約1ヵ月間摂取したところ、情報処理速度に対する有効性を確認することができました。

高年齢者の脳の情報処理速度

認知症との関連

認知症の発症リスク低減も期待されるオメガ脂肪酸

認知症は、脳の老化がもとで、情報を分析したり、記憶したりする機能を失っていく病変です。高齢社会の中で認知症は年々増えており、これからは毎日の生活習慣の心がけがますます大切になるといわれています。

オメガ脂肪酸と認知症の関連について、少しずつ研究が進んでいます。実際に、右下の研究報告をはじめ、オメガ3系脂肪酸と認知症発症リスク低減について複数の研究結果が報告されています。

高齢社会の中で、年々増える認知症に注意!

自立度U以上※の認知症患者数の推計 ※認知症高齢者の日常生活自立度 認知症患者数の将来推計;厚生労働省老健局「2015年の高齢者介護」(平成14年9月末についての推計)、認知症患者の年次推移;患者調査

血中DHA量が高いほど、認知症発症のリスクが低い!

血中DHA量と認知症発症リスクの関係 <調査の方法>【対象】認知症ではない男女899名(年齢中央値76.0歳)【方法】認知症の発症の有無を平均9.1年間追跡調査した【結果】追跡調査中に99例が認知症を発症した。血漿リン脂質(ホスファチジルコリン)中のDHA量により、4つのグループに分けたところ、血中DHA量が高い群は、それよりも低い群(3群)と比較して、認知症を発症するリスクが0.53(p=0.04)と有意に低かった。食事からのDHA摂取量を調べた結果、血中DHA量が最も高い群は、最も低い群に対して魚の摂取頻度が高く、DHA摂取量も多かった。 Schaefer et al., Arch. Neurol., 63, 1545-1550(2006)

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