『アラ?現象』の進行度と食生活との相関関係が浮き彫りに

第2回調査結果:脳(アタマ)の健康とその衰えを実感する『アラ?現象』に関する意識と実態調査に関するページです

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脳(アタマ)の健康とその衰えを実感する『アラ?現象』に関する意識と実態調査 脳(アタマ)の健康レベルのバロメーター『アラ?現象』に新たな知見。『アラ?現象』の進行度と食生活との相関関係が浮き彫りに。脳科学研究者と脂質栄養学者が示唆する、健康な脳の保ち方とは?—第2回「脳(アタマ)の健康とその衰えを実感する『アラ?現象』に関する意識と実態調査」より—

調査サマリー

1.『アラ?現象』進行度の実態

『アラ?現象』進行度、4人に1人が「かなり注意」レベルに。脳の老化は40代で始まり、男性は50代、女性は60代で、『アラ?現象』の進行が加速する傾向に。

古賀教授のコメント

『アラ?現象』は脳の衰えを示すサイン。40代でも進行している人が多く、油断は禁物です。特に男性は女性よりも進行が速いため、脳の健康に気をつけることが大切です。

年代別、男女別に見る『アラ?現象』進行度

2.脳の記憶の種類と『アラ?現象』の進行

男性の脳の危機は「定年」に訪れる!?60代で脳の処理能力「ワーキングメモリー」が低下。

古賀教授のコメント

男性のワーキングメモリー機能が60代から急激に低下するきっかけとして「定年」が考えられます。脳の健康のためには、日夜アタマを使うようにすることが大切です。

判定カテゴリー「ワーキングメモリー」における『アラ?現象』進行度

3.脳の栄養補給に関する知識

健脳食として青魚は定着している。しかし肉・卵がいいということはまだまだ知られていない!

古賀教授のコメント

脳の健康維持に不可欠な脂質は、コレステロール過剰を意識しすぎて避けられがちなようです。アラキドン酸などを豊富に含む卵や肉も、バランスよく摂ることをおすすめします。

脳の健康によいと思う食品(抜粋) *複数回答

4.実際の食生活と『アラ?現象』進行度

「青魚」と「肉・卵」、両方バランスよく食べている人は、片方だけ食べている人よりも『アラ?現象』の進行が「まだ安心」レベルに保たれている。

古賀教授のコメント

魚と肉、卵をバランスよく摂ることで、DHAとアラキドン酸が補給され脳の健康が維持されます。肉や卵のカロリーが気になる方は、サプリメントで摂取するのもよいと思います。

ここ1週間での青魚・肉・卵の摂取と『アラ?現象』進行度の関係

解説 『アラ?現象』進行度

『アラ?現象』とは

「知っているのに思い出せない」「昔は言えたのに出てこない」「ちょっと気持ちが沈むことがある」「こんなはずじゃなかった…」等々、日ごろの生活の中で「アラ?」と思う出来事を、脳(アタマ)の健康の衰えを実感する指標として『アラ?現象』と定義しました。

『アラ?現象』進行度とは

脳の機能の中でも、「記憶」は加齢による衰えを実感しやすい機能のひとつです。記憶は、「長期記憶(昔の記憶)」「短期記憶(最近の記憶)」「ワーキングメモリー(処理能力)」の、大きく3つの柱からなっています。この3種の記憶の働きは加齢とともに低下していきますが、一般的に「短期記憶→ワーキングメモリー→長期記憶」の順に衰えていくといわれています。
本調査では、この「長期記憶」「短期記憶」「ワーキングメモリー」、それぞれの機能を判定する質問を設定。
その判定結果に基づいて、『アラ?現象』進行度を4つのレベルで分類いたしました。なお『アラ?現象』進行度判定テストは、古賀良彦教授(杏林大学医学部精神神経科)の監修により行いました。

『アラ?現象』進行度判定のカテゴリー

長期記憶(昔の記憶):数年前〜数日前の記憶
例)「自分の小学校入学と東京オリンピック開催、どちらが先か思い出せない」「小学6年生の時の担任の名前が思い出せない」など
短期記憶(最近の記憶):数時間前の記憶
例)「財布が今どこにあるか思い出せない」「最後にトイレに行ったのは何時ごろか思い出せない」など
ワーキングメモリー(処理能力):状況に応じて、適切な情報を引き出す能力
下記設問に対して、1分間以内に回答できた単語の個数で判定
例)「自分の好きな寿司ネタを10カンまで頼めるお店に行きました。何を頼みますか」
「旅先で必要になるものとして持っていかなければならないものを思い浮かべてください」

『アラ?現象』進行度

「まだ安心」レベル
今のところ心配ありません。とは言え、油断は禁物です。
「ちょっと注意」レベル
脳の衰えがやや気になります。放っておくと、脳の衰えが進行してしまう可能性があります。
「注意」レベル
脳の衰えが気になります。放っておくと、脳の衰えがますます進行してしまう可能性があります。
「かなり注意」レベル
脳の老化が進みはじめている疑いがあります。

【調査概要】
■調査対象 全国の40代〜60代の既婚男女600名
 性別/年代別 男性 [40代:100名、50代:100名、60代:100名] 女性 [40代:100名、50代:100名、60代:100名] 
 職業別 労務・技能・販売・サービス62名(10.3%)/事務職71名(11.8%)/技術・専門職103名(17.2%) /経営者・管理職・自由業55名(9.2%)/
       商店・工場・サービス業の自営業者36名(6.0%)/専業主婦208名(34.7%)/無職40名(6.7%)/その他25名(4.2%)
■調査方法 インターネットによるアンケート調査(提携モニターより抽出)
■調査期間 2008年10月25日〜28日※調査結果は小数点第1位以下を四捨五入しているため、%表示で合計が100%にならない場合があります。

古賀良彦(杏林大学医学部教授精神神経科)

1971年慶応義塾大学医学部卒業。医学博士。1995年杏林大学医学部精神神経科学教室教授。NPO法人日本ブレインヘルス協会理事長、日本臨床神経生理学会理事、1997年第3回環太平洋トポグラフィ会議会長、2000年第2回ヒト脳機能マッピング研究会学術集会会長。主な研究は、「事象関連電位による精神神経疾患の研究」「認知と情動との関連に関する生理学的研究」など。著書は『脳をリフレッシュする大人のぬりえ』(きこ書房)、『花からのメッセージ〜心とからだすこやかに』(共著:法研)など多数。

菅野道廣(九州大学名誉教授・熊本県立大学名誉教授)

1962年九州大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。1962〜64年米国Harvard大学公衆保健学部栄養学科研究員。九州大学農学部教授、熊本県立大学生活科学部教授、熊本県立大学学長を歴任。厚生省第六次栄養所要量策定委員会委員、加工油脂栄養研究会会長。研究領域は、食餌による脂質代謝の調節、食品加工の栄養学など。著書は、『「あぶら」は訴える油脂栄養論(講談社サイエンティフィク)』など多数。

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