「シミ」「くすみ」「色むら」が気になる“年齢肌”

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「シミ」「くすみ」「色むら」が気になる“年齢肌”

Q

「“年齢肌”の原因と対策について教えてください!」

A

「年々誰もが感じ始める、年齢肌の悩み。実際には、肌の中でどんなことが起きているのでしょうか?まずは、原因を正しく知ることが、対策の第一歩。 肌の状態は人によって違いますが、いつまでもみずみずしく、明るいお肌でいたいものです。」

CHECK_SHEET こんなお肌の変化を感じていませんか?

少しずつ蓄積していた肌のダメージが表面化

 1〜2年前と比べ、急に肌の変化が気になり始めた。そういう人が多くいますが、実は長年かけて徐々にたまってきた肌内部のトラブルが、一気に表面に現れてきているのが年齢肌です。それは、新しいカーペットを使い始めて1〜2年は気づかなかった汚れや色あせが、ある時から急に目立ってくるのと同じこと。シミが急に増えたのではなく、肉眼で見えなかっただけです。
 このような肌の変化の大きな原因は、長年浴び続けている『紫外線』と、体内で生まれる『活性酸素』と、年齢とともに起こりやすくなる『血行不良』。一つだけでも肌にとっては大きなダメージなのに、加齢とともにこれらが同時にからみ合って進行し、さらに抵抗力も回復力も落ちてくるので、加速度的に下のような変化が表面化してくるのです。

年齢肌の変化を分析すると…

2つのホルモンの現象が重なって…

 多くの人が年齢肌を感じ始めるのは更年期前後。そのわけは、女性ホルモンや成長ホルモンの分泌と肌の美しさがとても強くつながっているからです。
 ところが、下のグラフでも分かるように、2つのホルモンは40代、50代と減少する一方。これらが年齢肌の進行に拍車をかけているのです。

加齢とともに生じる女性ホルモンと成長ホルモンの減少が大きく影響
成長ホルモンの減少
睡眠中に肌を修復し、ターンオーバーを促す源が…
女性ホルモンの減少
肌を酸化から守っていた女性ホルモンが急降下
出典:『一生ものの美肌をつくる正しいエイジングケア事典』(高橋書店)

活性酸素から肌を守るのが最優先

 では、年齢肌をどうケアしていけばいいのでしょう。大切なのは、女性ホルモンの減少によって失われる抗酸化力を補ってあげることです。
 UVケアをしていてもシミが目立ってくるのは、紫外線を毎日浴び続けた結果、肌内部で多量の活性酸素が発生し、メラニンをつくり続けるためです。
 そして、若々しさを保つための抗酸化酵素も、加齢とともに体内から減少(右グラフ)。年齢肌を自覚し始めたら、肌の抗酸化力を高める配慮が重要になってくるわけです。

活性酸素を減らす抗酸化酵素の働きは、40代以降低下

すこやかな肌の下地をつくる毎日の習慣を

 年齢肌は、長年のダメージが蓄積された状態だからこそ、その回復にも継続的なケアが必要です。
 まず見直したいのが食生活。栄養をバランス良く摂り、その上で下記のような抗酸化成分を含む食品をしっかり摂りましょう。肌のためには、抗酸化成分の入った化粧品を使うことも有効な一つの方法です。
 そして、肌細胞の修復は寝ている間に行われているので、睡眠も重要。適度な運動も不可欠です。食事・睡眠・運動の3本柱の継続こそ、健康な肌をつくる下地。季節に関係なく、年中無休の習慣として心掛けてください。

食事
睡眠
運動
年齢肌の天敵・活性酸素は毎日発生します。だから内外のケアを継続することが大切!
監修/吉木 伸子先生
監修/吉木 伸子先生 よしき皮膚科クリニック銀座院長

横浜市立大学医学部卒業。慶應義塾大学病院皮膚科学教室、埼玉県大宮市(現さいたま市)のレーザークリニックなどに勤務。その間、米国オハイオ州クリーブランドクリニック形成外科、日本漢方研究財団附属渋谷診療所にて、美容医療および東洋医学の研修を行う。西洋医学に東洋医学を取り入れた治療で活躍中。著書に『一生ものの美肌をつくる正しいエイジングケア事典』(高橋書店)などがある。

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