大活躍する免疫細胞たち!

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大活躍する免疫細胞たち!

全身をくまなくパトロールする免疫細胞。

私たちのカラダは、多くの細胞が集まってつくられています。免疫力もまた、免疫細胞という専門の細胞の働きによって成り立っているのです。
それでは、免疫細胞はカラダのどの部分に存在しているのでしょうか?免疫細胞とは、血液中に含まれる白血球のこと。血液を通じていたるところに存在し、全身をくまなくパトロールすることで、常に病原体からカラダを守ってくれているのです。

免疫細胞にはいろいろな種類と役割があります。

免疫細胞にはいろいろな種類があるのですが、ここではその代表的なものをご紹介しましょう。
免疫細胞には種類ごとに、「外敵を発見する」「その情報を伝達する」「外敵を攻撃する」など異なった役割があります。そして、状況に応じて複雑に組み合わさり、密接に連携しながら働いています。その数は、人ひとりのカラダで何千億個にもおよぶといわれ、あらゆる未知の病原体と戦い、私たちのカラダを守ってくれているのです。
さて、全身をパトロールするこの免疫細胞ですが、実は健康にとても重要な、あるところに集中していたのでした。詳しくは次のページを。

免疫細胞=白血球
カラダの中で働く主な免疫細胞たち 第1部隊 マクロファージ<敵を食べる> ウイルスや細菌が入ってくると、丸ごと食べて処理する食いしん坊な免疫細胞。敵が多ければ、マクロファージもどんどん増殖し、次々と捕食していきます。 樹状細胞<情報を伝える> 樹状細胞はどんな敵か、その情報をキャッチ。素早く第2部隊にいる司令官であるTh1細胞とTh2細胞に伝えます。 NK(エヌケー)細胞<敵を素早く攻撃> NK=ナチュラルキラー(生まれながらの殺し屋)。ウイルスに感染した細胞や体内で発生する悪い細胞がないかをチェックし、即攻撃する重要な細胞です。


第2部隊 Th1(ティーエイチワン)細胞<重要な司令官> 第1部隊から情報を受けとる司令官。攻撃隊であるキラーT細胞を的確に増やし、攻撃力をアップします。また、NK細胞にも敵の情報を送り、その攻撃力を高めるため、とても重要です。 Th2(ティーエイチツー)細胞<もうひとりの司令官> Th1細胞とは別の司令官がTh2細胞。B細胞を刺激して「抗体」をつくるよう働きかけます。Th1細胞とTh2細胞は互いにバランスを取り合っていますが、Th1細胞を優位にしておくことが大切です。 キラーT細胞<感染した細胞を殺す> 「殺し屋」という名をもつ免疫細胞。病原体に感染した細胞を探しだし、その細胞を殺す働きをします。 B細胞<抗体をつくって攻撃> B細胞は、病原体そのものにくっつき退治する「抗体」という特別な武器をつくることができます。働きすぎると、アレルギーの原因に。

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