ポリフェノールの中には、フラボノイドやアントシアニン、タンニンなど、人間のカラダに優れた働きをしてくれるものがたくさんあります。
話題の「ケルセチン」は、このうちのフラボノイドのひとつで、ビタミンPというビタミンと似た働きをするグループに属しています。あまりなじみのないビタミンPですが、主にビタミンCの働きを助ける栄養。また、血管をしなやかにしたり、活性酸素によるダメージを防ぐ働きにより注目されています。
私たちサントリーでも早くから抗酸化力の切り札として「ケルセチン」に着目。さまざまな実験において、血中の抗酸化活性を増加させることを明らかにしました。
活性酸素を減らし生活習慣の改善に役立つ「ケルセチン」。その驚くべきパワーは、第2章からご紹介します。