そこで、注目を集めているのが「ケルセチン」です。「ケルセチン」の特長は、血液中の抗酸化力を高めるちからがあること。このため、血流を改善したり、血管の保護につながることが最近の研究で明らかになったのです。
栄養バランスの悪い食生活、運動や睡眠の不足、喫煙、また過度のストレスにさらされたりすると、活性酸素によりダメージを受けて血液の流れが滞ることに。
血液がスムーズに全身をめぐってくれないと、十分な酸素供給ができずに病気を誘発したり、老化を早めたりするなど、カラダにダメージを与えると考えられています。
徳島大学・佐田先生の研究(研究時は東京大学)によると「ケルセチン」は、血流の改善や毛細血管密度の増加によって、血流不全が原因で起こる疾患の予防に役立つ可能性が示唆されています。