カラダ本来が持っている抗酸化力は、年齢とともに低下してしまいます。だからと言ってそのままでは、ますます老化は進行するばかり。
抗酸化力は、食べもので補うことができます。ビタミン・ミネラル・ポリフェノールなどを、バランス良く摂ることで、日々発生する活性酸素を除去することが可能です。
烏龍茶やワインにはじまり、サントリーはポリフェノールの抗酸化力の研究に20年以上も前から取り組んできました。
ゴマの稀少成分セサミンの抗酸化力を解明したのは、食用油とゴマ油を比較した実験で、ゴマ油のみ他とは違う興味深い結果が得られたことがきっかけでした。
ゴマ油に含まれる抗酸化成分にこそ、その後の老化防止研究につながる大きなヒントがあったのです。
ゴマには、いくつかの抗酸化成分が含まれていますが、その中でも注目を集める成分が「セサミン」です。
「セサミン」は小さなゴマ1粒の中に、わずか1%未満しか含まれていないとても稀少な成分です。
活性酸素を除去したり、肝機能の保護に効果を発揮するなど、「セサミン」が40歳以上のカラダに重要な働きをすることが、その後の研究で明らかになりました。
抗酸化成分の中には、そのままでは吸収されにくいものや、肝臓に届く前に酸化したり、分解されてしまうものも多くあります。肝心なのは、活性酸素の発生しやすい肝臓まで、成分がしっかり届くこと。
「セサミン」は腸から吸収されると、肝臓に届いてから強い抗酸化力を発揮して、活性酸素をしっかり除去することが明らかになりました。