ロコモティブシンドロームとは?膝関節に関わる歩行力チェックテスト

新 脚の老化問題として、介護のリスクにつながるロコモティブシンドローム(運動器症候群)の原因や対策についてご紹介します。

他人事ではありません!歩くのが遅くなってきたら・・・『介護予備軍』!?放っておくと“要介護”につながる、話題の「ロコモ(ロコモティブシンドローム)」。

「ロコモティブシンドローム」とは、脚を中心とした運動器の障害のことです。

私たちのからだは、骨や関節・筋肉などが連携することではじめて動かすことができます。このからだの動きに関わる部分を総称して運動器(ロコモティブ)といいます。運動器が衰え、暮らしの中の自立度が低下してしまう状態が「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)=ロコモ」です。この状態が進行すると、近い将来、要介護や寝たきりになる可能性が高くなってしまいます。そのため、厚生労働省が健康づくり運動“健康日本21”において取り組みを始めるなど、今注目されているのです。

あなたは大丈夫!? 当てはまる数が多いほど、「脚の老化」の可能性が…。

こんな経験はありませんか?「歩みの力」セルフチェック

知ろうロコモ!ロコモのサインは、まず「脚」に表れます。

加齢とともに遅くなる歩行速度運動器の衰えは、つまずく・ひざが痛いなど、脚の筋力低下や関節の痛みから始まります。そうなった時には、右のグラフのように、年齢とともに歩行速度もどんどん遅くなってしまいます。この状態になると、ロコモの進行に拍車がかかる心配が…。

止めようロコモ!ロコモが進むと、要介護のリスクに直結します。

支援・介護が必要となった主な原因 その原因のトップは運動器の障害=ロコモロコモが進んで、立つ、座る、歩くなどの動作がうまくできなくなると、その先に待っているのが、転倒・骨折・寝たきりの危険です。支援・介護が必要となる原因を調べた統計でも「運動器の障害」が1位です。

しっかり歩いて自立して暮らせる期間のことを健康寿命と呼びますが、この健康寿命をのばすためにも「ロコモティブシンドローム」にならないことが大切なのです。

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