腸の炎症が原因!?毒素が増え続けてついに腸で炎症が。

腸から始まる慢性炎症は医療の注目テーマのひとつ。慢性炎症はじわじわと広がる!

Part1 腸の炎症が導火線だった!生活習慣病が起こるしくみ 毒素が増え続けてついに腸に炎症が。

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腸から始まる慢性炎症は医療の注目テーマのひとつ!

腸は食べものの通り道であると同時に、有害物質などの毒素が溜まりやすい場所です。 老化によって増えた時だけでなく、脂っこいものを食べ過ぎても腸はそれらを異物や敵と認識し、腸管を守ろうとして炎症が起こるのです。
炎症とは、体が有害な刺激を受けた時に起こる反応で、腸で起こる炎症はとても弱い“くすぶり”のようなものですが、慢性的に続けば細胞は壊れていきます。腸の粘膜には体内の免疫細胞が多く集まっているため、免疫機能への影響も大きく、それがアレルギーの原因になったり、腸炎や大腸がんのもとになる可能性もあります。老化や生活習慣の乱れから始まる、こうした腸の炎症や“くすぶり”は最近の研究で分かってきたことで、今注目されている分野です。

慢性炎症はじわじわと広がる!

残念ながら、腸の老化度を測る検査というものはありません。また慢性炎症は、外から侵入した菌やウイルスに対して起こる急性炎症と違って、ほとんど気づくことはありません。しかし、弱くても慢性的に続くため、臓器の細胞をじわじわとむしばんでいきます。そして何より怖いのは、細胞に慢性炎症が起こった臓器は、元に戻りにくいということです。

急性炎症 慢性炎症
腸から始まる慢性炎症のしくみ その2

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